１２話

人間は過去を帳消しに出来ない生き物である。
噛む癖のある凶暴な犬が優秀なトレーナーに出会い、人に愛される犬の人生を得られたとしても、人間には当てはまらない。

俺も過去に悩む人間のひとりだが一度悪い噂を立てられると「今度はその通りの人間に戻ってやろう」とふと思う。

過去を悔い改めたとしても永遠のマイナスからの出発なのだ。
リセットとは、罪を償うとは、神が与えた許しではないのだ。

人間は癒しと快楽を同一視しない。
やさしさと厳しさとは同じロープの上にあるのに甘い砂糖ばかりがよく売れやがる。

まぁ、そんな自分の人生を振り返っていたら飯島愛とスペル星人が脳裏をよぎった。


知る人ぞ知るウルトラセブンの欠番星人だ。
（放映されたけど後に公には禁止になった１２話の宇宙人DVDでも１２話は欠番である）
もちろん俺はリアルで見た世代だがリアルで見たのはウルトラマンAまでだな。
なんで欠番かというと広島や長崎の原子爆弾を連想させる言葉が劇中に差別的な用語で使われたいることによる。
はっきり言うと被爆星人、、、である。
見るからに、なんか白いケロイド風の風貌も相まって恐ろしい感じ。

脚本がアイアンキングをやってるその筋では有名な方がやっているのでストーリーは最高に社会派である。
検索すれば画質は悪いが動画サイトで見ることが出来る。

その他のウルトラシリーズは高画質でYoutubeで見ることが出来る。
いい時代だね～～。


さて、僕はなぜか山羊座なんで、孤独感から一生抜けられないらしい。
うまく付き合おう。それしかないんで。。
誰といてもさ、空虚感から逃げられないんだよな。。








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